ニーズ
ニーズとは、介護においては、利用者における生活全般の解決すべき課題のことです。
利用者の生活の質を向上するために、アセスメントすることによってニーズを抽出します。
利用者の身体状況や生活について、さまざまな角度から分析したニーズを、ケアブランなどに反映させることが求められます。
過去8年分の問題・解説がすべて解けます。
関連する問題を解く
第28回(2016年) 問題 26
介護老人福祉施設に入所後、すぐ退所したいと訴える利用者への介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
第28回(2016年) 問題 26
介護老人福祉施設に入所後、すぐ退所したいと訴える利用者への介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
第30回(2018年) 問題 68
Gさん(66歳、女性)は、1年前に脳梗塞(cerebral infarction)を発症して片麻痺になった。在宅復帰を目指し、介護老人保健施設に入所して、「家に帰れるように頑張らなくちゃ」と熱心に立位訓練に取り組んでいた。しかし、同居していた孫が3日前に訪れてから、「体調が悪い」と言って、閉じこもり、食事は半分も食べなくなった。傾聴ボランティアがGさんの居室を訪れると、「訓練しても帰るところがない」と泣いて話したという。Gさんに対する介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
第30回(2018年) 問題 68
Gさん(66歳、女性)は、1年前に脳梗塞(cerebral infarction)を発症して片麻痺になった。在宅復帰を目指し、介護老人保健施設に入所して、「家に帰れるように頑張らなくちゃ」と熱心に立位訓練に取り組んでいた。しかし、同居していた孫が3日前に訪れてから、「体調が悪い」と言って、閉じこもり、食事は半分も食べなくなった。傾聴ボランティアがGさんの居室を訪れると、「訓練しても帰るところがない」と泣いて話したという。Gさんに対する介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
第29回(2017年) 問題 68
Eさん(67歳、女性、要介護3)は、1年前、くも膜下出血(subarachnoid hemorrhage)で倒れて、左片麻痺、体幹機能の低下が残った。排泄訓練を目的として介護老人保健施設に入所した。入所時のEさんは、不自由でも、右手でベッド柵を掴んで起き上がることやベッドの端に座ることはできたが、立位保持はできなかった。おむつを着用しているが、「おむつは嫌」と自分の気持ちを訴えていた。医師は着脱と拭く行為には介助が必要だが、車いすから便座に移ることは可能であると判断した。F介護福祉職はアセスメント(assessment)を行い、本人の思いを考慮して介護計画の短期目標を、「車いすから便座に移り排泄する」と設定して、評価日は1か月後とした。理学療法士と連携して、トイレで移乗のための立位訓練を始めた。2週間が過ぎた頃、思うような成果が出なくて、Eさんは嫌気がさしてきた。複数の介護福祉職からEさんの訓練拒否が報告されるようになった。F介護福祉職がEさんに理由を尋ねると、「あまり人の世話になりたくない。みんなに迷惑がかかるのでおむつのままでいいわ」と言った。Eさんのニーズとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
第29回(2017年) 問題 68
Eさん(67歳、女性、要介護3)は、1年前、くも膜下出血(subarachnoid hemorrhage)で倒れて、左片麻痺、体幹機能の低下が残った。排泄訓練を目的として介護老人保健施設に入所した。入所時のEさんは、不自由でも、右手でベッド柵を掴んで起き上がることやベッドの端に座ることはできたが、立位保持はできなかった。おむつを着用しているが、「おむつは嫌」と自分の気持ちを訴えていた。医師は着脱と拭く行為には介助が必要だが、車いすから便座に移ることは可能であると判断した。F介護福祉職はアセスメント(assessment)を行い、本人の思いを考慮して介護計画の短期目標を、「車いすから便座に移り排泄する」と設定して、評価日は1か月後とした。理学療法士と連携して、トイレで移乗のための立位訓練を始めた。2週間が過ぎた頃、思うような成果が出なくて、Eさんは嫌気がさしてきた。複数の介護福祉職からEさんの訓練拒否が報告されるようになった。F介護福祉職がEさんに理由を尋ねると、「あまり人の世話になりたくない。みんなに迷惑がかかるのでおむつのままでいいわ」と言った。Eさんのニーズとして、最も適切なものを1つ選びなさい。