【動画】車椅子介助の注意点を知って事故を防ぐ

片麻痺の方が移乗する際は、逆手でつくと回転しやすい!

片側に麻痺がある方が移乗する際、手の位置や向きはとても重要です。手をつく位置が身体から近すぎると、立ち上がった後の回転の邪魔になってしまうからです。やや前方につくように促しましょう。このとき、指先を内側に向けていると回転がスムーズに。この動画では右半身に麻痺がある方を想定していますが、左半身麻痺の方には、動画とは左右反対の立ち位置で介助をするようにしてくださいね。

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更新

移乗前の準備

浅く座るイメージ

立ち上がりやすくするため、車椅子に浅く腰掛けてもらいます。介助者は患側を介助します。身体を傾けることで浮いたお尻を手前に引きます。
(00:12〜00:29)

足の位置を直すイメージ

立ち上がる前に必ず足元を確認してください。両方の足の裏が床にしっかりついていないと立ち上がった後に転倒する危険性があります。健側の足は手前に引き、患側の膝の角度は90度くらいの状態が理想です。
(00:30〜00:36)

逆手で手をついているイメージ

ベッドにつく手は、指先を内側に向けましょう。そうすることで、立ち上がりからスムーズな流れで、身体の向きを転換できるようになります。
(00:39〜00:42)

立ち上がるときの3つの注意点

患側から支えているイメージ

介助者は患側の膝を支えます。これは、膝がガクっと折れてしまわないようにするため。また、バランスを崩しやすいので、必ず患側から介助するようにします。
(00:43〜00:46)

頭を下げているイメージ

頭を下げることで重心がお尻から足元に移動し、少ない力で自然に立ち上がることができます。意識できていない方には、「お辞儀をしながら立ち上がってください」と声をかけると良いでしょう。
(00:46〜00:50)

身体の向きを変えるイメージ

立ち上がったら、身体の向きを変えて車椅子に座ります。このとき、健側の足を軸にすることで、足を踏み直さずに回転することができます。
(00:50〜00:52)

移乗後の確認も忘れずに

座位を確認しているイメージ

ベッドに座れたとしても、座りが浅いままだとバランスを崩す危険があります。深く座れていることを確認しましょう。
(00:52〜00:58)

ポイント

片麻痺の方の移乗介助は手の向きにも注意!

猫キャラクター

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