【動画でわかる】老人ホームのイベント・出し物(ひな祭り・夏祭り・敬老会)

入居者や地域の人々との会話や交流を楽しむことができ、体を動かすきっかけにもなりますね。ここでは、老人ホーム・介護施設で行われているイベント・行事の内容についてご紹介しています。
2022年06月21日更新

老人ホームのイベント・行事例

老人ホームで行われている季節ごとのイベントについてのイメージイラスト

多くの老人ホームでは季節感を取り入れたイベントや、入居者の誕生日会、音楽会などさまざまなイベントが開催されています。

下記の表に、老人ホームでよく行われるイベントの例を挙げてみました。

1月 初詣、新年会、七草がゆ、鏡開き
2月 節分、バレンタインデー
3月 ひな祭り、ホワイトデー、お彼岸
4月 お花見
5月 端午の節句、母の日
6月 父の日
7月 七夕祭り
8月 納涼祭
9月 十五夜、敬老の日
10月 運動会
11月 紅葉狩り
12月 冬至、クリスマス会、年越し
通年 誕生会、音楽会、落語会、外食イベント

こういったイベントの中には、自宅での暮らしではなかなか楽しむことのできない、季節感のある行事もあります。

季節の移り変わりのイベントを通じて実感できることは、老人ホームへ入居するひとつのメリットと言えるでしょう。

イベントの開催にあたっては、多くの入居者の方が楽しめるよう、体の状態や興味関心などに合わせて参加しやすい方法が考えられています。

自立した高齢者が多い施設では、外出の機会や、体を動かすことのできる時間を設けているところもあります。
また、車椅子や寝たきりの方など、介護度の高い方でも楽しめるような工夫もこらされているので安心です。

ときには行事に合わせて、地域のボランティアの人たちと交流したり、特別食などが用意されたりすることもありますから、普段とは違った楽しい時間を過ごすことができます。

イベントや行事は季節を感じるきっかけに

お花見のイベントを楽しむ女性たちと紅葉の下でジョギングをする老人たち

老人ホームのイベントや行事は、楽しい時間が持てる、多くの人との交流を通して社会的なつながりが感じられるなど、生きがいを見いだす一助となります。
そして身体的・精神的にリフレッシュできるなど、高齢者にとってさまざまな効果を期待できます。

また、認知症の方にとっては、アットホームで打ち解けた雰囲気の中で行われるイベントや行事は、リラックスや安心感をもたらします。

高齢者の方の暮らしにおいて「楽しみ」があるかどうかというのは、とても大切なことなのです。

毎日の暮らしを彩るイベントや行事

カラオケイベントやお茶会に参加する老人

イベントや季節の行事へ参加すると、楽しみながら体を動かしたり、入居者同士のコミュニケーションを深めたりできて、毎日の暮らしに変化が生まれます。

そういった変化によって心がケアされると、生きる気力や自信の回復にもつながってきます。

イベントでは、新たな事柄に触れる、昔を思い出すなど、貴重な時間を持つことができるので、ぜひとも積極的に参加してみましょう。

老人ホームで人気のイベント5選

老人ホームで人気のカラオケイベント

お正月の新年会

家族とペットが集まったお正月の新年会

新年を迎えると、誰でも気分が新たになるものです。

1年の最初のイベントとして、新年会で盛り上がりましょう。
家族も参加できる老人ホームもあり、ゲームやカラオケ、おせち料理などお正月の食事会で大いに楽しみましょう。

運動会

運動会を思い浮かべる老夫婦

パン食い競争、玉入れ、車椅子競争など、いろいろな種目があり、体が不自由な方でも参加しやすいよう、スタッフが工夫しています。

寝たきりの方も一緒になって応援するなど、雰囲気を楽しむことができます。

夏祭り

夏祭りに参加する高齢者とカラオケを楽しむ男性

盆踊りや金魚すくい、花火、屋台の食べ物屋など、高齢者が懐かしさを感じる出し物が用意されます。
家族や地域の方も参加し、みんなで盛り上がれるイベントです。

ひな祭り

ひな祭りは男性の方にも楽しめるよう、工夫されています。

近くの幼稚園児が来訪して、歌やお遊戯を披露してくれたり、ひなあられでお茶会を開いたり、子どもの頃を懐かしみながら笑顔の時間を過ごせます。

母の日はぜひ家族も一緒に!

母の日のイベントを考える若い男性と女性

母の日のイベントでは、花や手紙のプレゼントなどの贈り物ばかりでなく、「母の日特別メニュー」の食事や肩たたき券、懐かしい歌のコーラスなど、施設によって、さまざまな企画が催されます。

自分を産んでくれた母親、そして父親はいくつになっても大切な存在です。
母の日、父の日は、家族を招待して一緒に参加するというイベントを行っている施設もたくさんあります。

老人ホームで行われる母の日のイベントの例を紹介します。
母の日には、スタッフが感謝をこめた手紙やメッセージカード、手作りによる折り紙のカーネーションをプレゼントします。

母の日の食事会には、家族の方を招待するところもあり普段はなかなか一緒に食事をできないという家族も、父母と食事を楽しむことができます。
この日に向けて、お寿司や天ぷら、スイーツなど特別なメニューを用意されることも多いです。

老人ホームに入居してあまり両親に会えなくなったという方も、このような機会に「ありがとう」という感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。

誕生日はやっぱり格別!

笑顔で誕生日パーティーを喜ぶ老人と家族

誕生日はいくつになっても嬉しいものですよね。
誕生日会では、誕生日カードや記念撮影、プレゼントの贈呈、レクリエーションなどが定番です。

お祝いされるほうだけではなく、するほうも楽しくなるイベントが用意されます。
誕生日の食事やデザートなどの種類を工夫したり、いろいろなレクリエーションを行ったりと、誕生日会を楽しく過ごせるように考えられています。

月ごとに祝うことが多いので、毎回同じような内容だと、マンネリ気味になることもあります。
そのため、スタッフたちはサプライズの演出を入れるなど、創意工夫を凝らしています。

老人ホームではたくさんの行事がありますが、その中でも定番といえる誕生日会は、やはり格別なイベントといえましょう。

年末年始はイベントがたくさん

雪の降る年末年始のたくさんのイベントについて説明する女性スタッフ

普段はゆったりとした生活を送っている老人ホームの入居者も、年末年始は大掃除や正月の飾り付けなどで、なにかと慌ただしくなります。
新年を迎えたあとも、初詣や新年会など、欠かせないイベントが待っています。

老人ホームでは、スタッフのみならず、入居者も新年を迎えるために、いろいろな準備を始めることがあり、年末年始は良い意味で、少し忙しくなります。

サークルに所属する入居者が正月の準備や、新年会の出し物の練習など、それぞれ得意なことやできる範囲で、年末年始の行事に関わることができます。
新年会にはスタッフだけでなく、入居者が参加して盛り上がり、1年の素敵なスタートを切ることができます。

イベントやレクの目的

お茶会イベントを楽しむ3人の女性と老人を介助する介護スタッフ

老人ホームでは、年間を通じてさまざまなイベントや行事、レクが行われています。

どの施設でも積極的にそれらを取り入れている理由は4つ。
コミュニケーションの機会を増やすこと、身体機能の向上・維持、脳の活性化、そして社会とのつながりを増やすためです。

ひとつずつ詳しくご説明しましょう。

イベントとレクリエーションは違う?

老人ホームで多岐にわたって開催される催しは、イベントとレクリエーションの2つに分かれます。

イベントは、ひな祭りや夏まつり、運動会、クリスマスなどの施設全体で「行事」として行われるものを指し、単調になりがちな老人ホームでの生活に季節を感じてもらう目的があります。

一方のレクリエーションとは、ブリタニカ国際大百科事典によると「主として自由時間に行われる自発的、創造的な人間活動という」となっています。

レクリエーションにはストレスや疲労回復の目的があり、自発的な活動という点がイベントと異なっています。
高齢者にとっては、生きがいの発見やストレスを発散させる効果も期待できるでしょう。

レクリエーションは日常的に行われ、内容は職員がアイディアを出したり、外部から講師を呼んだりして時期や曜日に合わせた内容のものを行います。

コミュニケーションを増やす

レクやイベントで新たな生きがいを発見するイメージ

レクやイベントで入居者とコミュニケーションを取ることは、新たな生きがいを発見するきっかけにもなります。

老人ホーム入居後は、住み慣れた自宅や家族と離れて暮らすようになるため孤独感を感じるということも起こりがちです。

しかし、入居者同士で交流できる場があればそのような気持ちを和らげることができ、施設での暮らしに張り合いが出てくるようになります。

コミュニケーション向上に効果があるレクリエーション

チーム対抗で行うレクリエーションは、ほかの入居者とも自然とコミュニケーションを行える良い機会です。

風船バレー

2チームに分かれ、うちわを持って向かい合わせに座ります。
1つの風船をうちわであおぎながら、風船が相手チームの床に落ちたら勝ちです。
どの施設でも白熱するとの声が多く、勝ったときの喜びをチームで喜び合う共通意識が芽生えます。

豆リレー

お皿にあるお豆を箸でつまみ、別のお皿に移していくゲームです。
細かい動作なので、リレー形式にすると少し焦ってしまうこともあり、チームで励まし合うことで会話が生まれます。

ボーリング

ピンの量を普段よりも多くしてチーム戦にし、協力して複数回で倒すようにピンの間を空けて設置します。
頭を使いながら、メンバーとどっちへボールを転がすかの話し合いも必要です。

身体機能の向上・維持

スポーツウェアを着た老人の男女とベッドで休む男性を介護する女性

加齢とともに身体能力は次第に衰えていきますが、体をほとんど動かさないで日々過ごしていると、体力や筋力の衰えはさらに進んでしまうでしょう。

レクやイベントでは体に無理をかけない程度の運動を伴うので、身体機能の維持につながります。

身体機能の向上に効果があるレクリエーション

簡単な運動で身体を動かすと、リハビリになるだけでなく、ストレス発散にもなります。

ラジオ体操

3分という短い時間で体全体を動かすように作られている体操。
ストレッチ効果もあり、高齢者も昔から馴染み深いために参加しやすいです。

パターゴルフ

ボールをホールへ入れるゲーム。
施設を離れて外の広い芝生で行うため、身体だけでなく気分も変わって良い刺激になります。

脳の活性化

レクやイベントで脳が活性化される様子を想像する中高年の男女

老人ホームでは、脳トレや折り紙など、頭や指先を使うことによって脳に刺激を与えられるレクが頻繁に行われています。

脳を活性化することで、認知症予防になるのはもちろん、すでに認知症を発症している方の症状の進行を遅らせることもできるでしょう。

脳の活性化に効果があるレクリエーション

クイズや脳トレで考えたり、指先を動かしたりすると、脳を刺激して活性化させる効果が期待できます。

折り紙

幼少のころから慣れ親しんだ遊び。指先を使うので脳にも良い刺激があります。
完成した作品を展示して、みなさんに見てもらうこともおすすめです。

しりとり

普通のしりとりだけでなく「3文字限定」「地名限定」など、ローカルルールを入れるとより頭を使って考えてもらえます。

逆文字ゲーム

上下左右逆さまのひらがなを見て、正しい単語を言い当てるゲーム。
言葉を頭に思い浮かべることで、空間認識能力を刺激します。

社会とのつながり

異世代交流やバザーなどのイベントで社会とのつながりをつくる人びと

老人ホームでは社会貢献につながるレクとして、異世代交流やバザーが行われることがあります。

異世代交流では、幼稚園の園児などが老人ホームを訪問して、世代の異なる子どもと入居者とが交流を持ちます。
入居者は子どもたちとの交流を通して、自分が社会の一員であり、社会に対して役に立てることがあると自覚することができます。

また、周辺の住民を招いて開催される「バザー」では、入居者が作った手芸品や工芸品などが販売され、買い物に来た人との会話が盛り上がることも多いです。
バザーへの出品や販売を通して、自分はまだ頑張れるという気持ちや、新たな生きがいや得意なことを発見するきっかけとなります。

社会・地域と交流できるレクリエーション

異世代交流

幼稚園の園児が老人ホームを訪問。
歌を歌ったり、折り紙を折ったりして交流することで、地域にとっての自分の存在を確認することにつながります。

バザー

個人が得意な手芸を作成して販売します。
商品を買う人と話をすることで、自分の得意な分野を再発見する機会になります。

他の人はこちらも質問

老人ホーム七夕行事は何をする?

老人ホームの七夕では短冊に願い事を書いたり、七夕にちなんだ飾りつけを行ったりします。利用者と一緒に七夕飾りに必要なものを折り紙やを使って作成をします。
利用者の手先を動かすリハビリやコミュニケーションにつながるため、積極的に季節のイベントを取り入れる施設が多いです。

グループホームはなぜ9人か?

グループホームは家庭に近い環境で生活をすることを目的としています。
認知症に特化した施設であるため、環境の変化を苦手とする認知症の方がリラックスして生活できるように配慮しています。少ない人数で一人ひとりに家事の役割分担をして、脳の活性化を図り認知症の症状の進行を遅らせます。

節分にちなんだレクリエーションは?

人気のある節分レクリエーションは、恵方巻き作り、鬼の面作り、鬼の箱にボールを入れる、お箸で豆をつかむ、利用者や職員全員で鬼になりきるなど、さまざまあります。

デイサービスは何をするの?

デイサービスとは、要介護を受けた方が日帰りで職員が送迎をします。介護職員の食事、入浴などの日常生活支援のほかにレクリエーション、リハビリなどの楽しいサービスもあります。
利用者がほかの方と触れ合う機会ができ、家族も介護から離れて休める時間を作れます。