ログイン サイトマップ

メニュー

日本最大級の介護求人サイト

みんなの介護求人
みんなの介護求人
  • 0 お気に入り
  • 最近見た求人
  • 無料で会員登録する
  • 求人を探す
  • よくわかる介護求人ガイド
  • ケアマネ試験対策 ケアスタディ
  • 介護求人ちゃんねる
  • 介護求人ニュース
  • みんなの介護コミュニティ

職種

  • 介護職・ヘルパー
  • 介護助手
  • 生活相談員
  • サービス提供責任者
  • 管理職
  • 介護事務
  • 主任ケアマネージャー
  • ケアマネージャー
  • 保健師
  • 看護師
  • 准看護師
  • 看護助手
  • 医療事務
  • 機能訓練指導員
  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 言語聴覚士
  • 視能訓練士
  • あん摩マッサージ指圧師
  • 柔道整復師
  • 鍼灸師
  • 管理栄養士
  • 栄養士
  • 調理師・調理スタッフ
  • 福祉用具専門相談員
  • 介護タクシー/ドライバー
  • 清掃員・用務員・営繕
  • 入居相談員・営業職
  • その他スタッフ
  • みんなの介護求人
  • みんなの介護求人ニュース
  • ニッポンの介護学
  • 地域包括ケア病棟は医療と介護の橋渡しとなるか!?2025年に向けて在宅復帰支援ネットワークの構築が急務
超高齢化社会の「イマ」を追う!ニッポンの介護学
第179回

地域包括ケア病棟は医療と介護の橋渡しとなるか!?2025年に向けて在宅復帰支援ネットワークの構築が急務

2016/10/19 更新
目次
  1. 地域包括ケア病棟がスタート。居宅介護と看護の橋渡し、あるいは介護の負担増加か!?
  2. 2025年の超高齢化社会に向けて地域社会へのコミットを

地域包括ケア病棟がスタート。居宅介護と看護の橋渡し、あるいは介護の負担増加か!?

急性期の治療は急性期病棟で行われます。

地域包括ケア病棟とは、急性期病棟で治療を終えた患者さんが、介護施設や在宅での生活が不可能なときに転院できる病棟としてスタートしました。

開始は2014年4月です。

病棟から転院するため、情報交換などがスムーズに行えるのが特徴です。

そのため手続きなども少なく、リハビリだけでなく精神的なサポートなども得られるため、満足度の高いリハビリ治療が可能となりました。

高齢者のリハビリを支え、一般的な医療を受けることができ継続的な医療を受けつつリハビリを行うことができる大切な施設です。

急性期の症状がでた場合は、また急性期病棟に戻る必要がありますが、リハビリが順調な場合は、そのまま退院し介護施設や在宅介護にスムーズに移行できます。

一般病棟から地域包括ケア病棟に転棟するには、医師からのすすめが必要です。医師が判断して、患者さんとご家族が了承すると、地域包括ケア病棟に転棟し、継続入院することになります。

入院は継続となりますが、医療行為は高度なものは行われず、血液検査・レントゲン検査・投薬治療などの基本的な医療に限られます。一般病棟で行われるような高額な医薬品の投与はできませんし、特殊な検査および手術もできません。

地域包括ケア病棟の3つの機能とは

これまでは、急性期病院の病棟から亜急性期病床を経由して、退院へとつなげていました。厚生労働省では、地域包括ケア病棟の3つの機能を使って、その架け橋になるよう定義しています。

1つ目は、高度急性期病院などから患者さんを受け入れる機能。

入院患者さんの重症度や看護必要度の設定を行います。

2つ目は、受け入れた患者さんを今後、介護施設や在宅での生活が行えるように支援する在宅・生活復帰支援の機能。

3つ目は、施設や在宅で療養中の高齢者が、急に具合が悪くなってしまった時に緊急で受け入れる在宅療養支援としての機能です。

また、軽度の脳卒中、急性心筋梗塞、重症の肺炎、がんや整形外科の疾患などの高度急性期医療を受けられる患者さんは、急性期を無事に乗り越えても、機能回復やリハビリが必要です。

そうした方々には、地域包括ケア病棟が最適です。

回復期リハビリ病棟は最長で180日入院できますが、地域包括ケア病棟は60日間が最長になります。

地域包括ケア病棟では、どのような方でも受け入れており、年齢や生活支援が必要になった原因は問いません。

在宅で居宅介護を受けられている方などが肺炎や骨折での軽度もしくは中等症急性疾患および医療の必然性が高い方の入院を受け入れています。

社会に対して、在宅と急性期医療の架け橋、橋渡しを行う存在として、新たにスタートしたものです。

60日の退院では不安はない?

地域包括ケア病棟は、原則として60日以内にリハビリを終えて退院することが義務付けられています。

もともと、居宅介護や在宅でもやっていけるようにすることを目的としたリハビリ治療です。

そのため、機能回復が目的となるのですが、ある程度の目標に到達した時点で退院となります。

60日間の入院では、不安になるかもしれませんが、地域包括ケア病棟は専従の社会福祉士とソーシャルワーカーをつけることを義務付けられており、生活面でのサポートを受けながら退院に向けてリハビリに励むことができます。

リハビリテーション・投薬料・注射料・処置料・検査料・画像診断料・入院基本料などはすべて含まれている定額制で、地域包括ケア病棟入院料を新たに算定していますので、75歳以上で支払いが増えることはほぼありません。

また、施設は介護保険が適用されるのに対し、地域包括ケア病棟では医療保険が適用になります。

施設への入所待ちの人も受け入れており、最大60日で退院ですが、待機中でも受け入れが可能です。

在宅復帰をめざしたリハビリがメイン

急性期治療が終わり、症状が改善した患者さんや、すぐに施設および在宅でのケアに移行するには不安がある患者さんに対して、在宅での治療に向けてリハビリを行います。

具体的には、急性期の治療が終わり、症状が軽快して在宅復帰へ向けたその間の期間や、身体の状況変化によって起こる、自宅環境が整うまでのつなぎの期間の入院、在宅復帰に向けてのリハビリがもう少しだけ必要なとき、もしくは、在宅での療養中、さまざまな理由で介護をする側の人が休養を取りたいと考える場合の一時入院などに使えます。

2025年の超高齢化社会に向けて地域社会へのコミットを

ますます求められる介護職と看護職の連携

地域包括ケア病棟は、医療と介護のあり方にも問いを投げかけています。

今後は、団塊の世代が後期高齢者になる2025年問題を筆頭に、在宅でも医療機器や医療用具を必要とする、医療への依存度の高い患者さんが増えていくことが予想されます。

そして、これまで院内にとどまっていた看護の分野が、地域全体に広がっていくことが大切になるでしょう。

これに伴い、介護の現場でも、より看護との強い連携が求められます。

2025年には38万人の介護人口が不足するとされています。今後ますます加速する地域包括ケアシステムの構築に貢献するために、介護の現場が訪問看護ステーションと連携し、居宅介護のあり方を考えていくターニングポイントになるのではないでしょうか。

今後は在宅で医療依存度の高い患者さんが増え、介護もより複雑化していくことが予想されます。

これまでは院内でケアしていた患者さんを受け入れ続ける余裕が、医療・看護の側になくなりつつあるのではないでしょうか。

そこで、ますます介護職の負担が増えることが予想されます。

地域包括ケア病棟は、経営上の問題と、患者中心に考えたい看護・介護の現場とのあいだで、大きなせめぎあいがあります。

どの病院でも地域貢献に関する理念を掲げています。

よって、今後も病院の方向性としては医療依存度の高い患者さんを在宅で看るような方向性に行くことは間違いありません。

そんな中で、介護の現場に負担が高まらないようにするために、いま何ができるか考えていくことが大切ではないでしょうか。

病院の方向性と介護の方向性が異なっていては、地域貢献や地域包括ケア病棟の理念が台無しになってしまいます。

地域貢献という立場に立ってみて、今、何ができるか、考えることが急務となっています。

関連記事

第178回 2016年10月18日

社会福祉法人は問題だらけ?存在意義まで問い直す「社会福祉法人制度改革」の中身を検証する

多額の内部留保を溜め込む利益体質や理事長による私物化が問題視されている社会福祉法人。こうした現状を重く見た厚生労働省は、有識者会議「社会福祉法人の在り方等に関する検討会」を設置し、議論を進め、2014年7月に「社会福祉法人制度の在り方について」という報告書を公表しました。この報告書に基づき、今年3月31日には、社会福祉法人制度を大きく改革する改正社会福祉法が成立。「社会福祉法人制度改革」が本格的に動き出しました。

第177回 2016年10月12日

介護事業者の「第三者評価」は機能不全!? 利用者の情報源はケアマネが大半。「介護サービス情報公表制度」の意義はどこに?

公正取引委員会は、先月5日「介護分野に関する調査報告書」を公表しました。この報告書では「参入規制」「補助制度・税制」「介護サービス・価格の弾力化(混合介護の弾力化)」「情報公開・第三者評価」の4軸から分析が行われ、介護事業者の健全な競争を促進するにはどのような改善が必要かまとめられています。今回は、この調査報告書を読み解きながら、介護事業者の「情報公開」および「第三者評価」の現状と課題について考察します。

第175回 2016年9月28日

介護福祉士の「再就職準備金」に補正予算額10億円は妥当!? “潜在介護福祉士”の復職に必要な支援とは?

「潜在介護福祉士」とは介護福祉士資格を持っていても介護施設に就職しない人のことです。2012年の介護福祉士登録者数は約108万人ですが、実際に介護福祉士として職務に従事しているのは約63万人。約45万人が介護福祉士として登録しながらも、介護職として働いていない現状があります。

みんなのコメント

FLz8P7xdさん
禁止されている語句が含まれています

ニックネームをご登録いただければニックネームの表示になります。
投稿を行った場合、
ガイドラインに同意したものとみなします。

禁止されている語句が含まれています

みんなのコメント -件

投稿ガイドライン

[コミュニティ・コメント欄の目的について]

コミュニティおよびコメント欄は、コミュニティや記事を介してユーザーが自分の意見を述べたり、ユーザー同士で議論することで、見識を深めることを目的としています。トピックスやコメントは誰でも自由に投稿・閲覧することができますが、ルールや目的に沿わない投稿については削除される場合もあります。利用目的をよく理解し、ルールを守ってご活用ください。

[コメントシステムについて]

書き込まれたコメントは当社の判断により、違法行為につながる投稿や公序良俗に反する投稿、差別や人権侵害などを助長する投稿については即座に排除されたり、表示を保留されたりすることがあります。また、いわゆる「荒らし」に相当すると判断された投稿についても削除される場合があります。なお、コメントシステムの仕様や機能は、ユーザーに事前に通知することなく、裁量により変更されたり、中断または停止されることがあります。なお、削除理由については当社は開示する義務を一切負いません。

[投稿されたコメントの権利帰属について]

ユーザーが投稿したコメントに関する著作権は、投稿を行ったユーザーに帰属します。なお、コメントが投稿されたことをもって、ユーザーは当社に対して、投稿したコメントを当社が日本の国内外で無償かつ非独占的に利用する権利を期限の定めなく許諾(第三者へ許諾する権利を含みます)することに同意されたものとします。また、ユーザーは、当社および当社の指定する第三者に対し、投稿したコメントについて著作者人格権を行使しないことに同意されたものとします。

[禁止されている投稿]
  • ・公序良俗に反する投稿
  • ・法令に違反する投稿
  • ・犯罪または犯罪の助長にあたるコメントスパムなど、記事内容と関係のない投稿
  • ・誰かになりすました投稿
  • ・個人情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど個人の特定が可能な情報)の投稿や、他者のプライバシーを侵害する投稿
  • ・特定の宗教や他者の信条、信念を攻撃する投稿
  • ・人種、性別、学歴などあらゆる差別に関する投稿
  • ・個人、企業、団体などに対する誹謗中傷する投稿
  • ・宣伝活動、政治活動などに関わる投稿
  • ・一度削除された投稿の再投稿
  • ・引用の範囲を越えた他者コンテンツの無断転載など、知的財産権やその他の権利を侵害する投稿
  • ・上記内容を含む他サイトへのリンクを含む投稿
  • ・その他、当社が不適切と判断した投稿
[本ガイドラインの変更]

当社が必要と判断した場合には、ユーザーの承諾なしに本ガイドラインを変更することができるものとします。

[情報提供、誤字脱字の指摘など]

以下のメールアドレスにお問い合わせください。
info@minnanokaigo.com

[免責事項]

当社はユーザー間もしくはユーザーと第三者間とのトラブル、およびその他の損害について一切の責任を負いません。

2020年9月7日 制定

この記事への
要望をお聞かせください!

この記事の
要望をお聞かせください!

みんなの介護求人は皆さまの声をもとに制作を行っています。
本記事について「この箇所をより詳しく知りたい」「こんな解説があればもっとわかりやすい」などのご意見を、ぜひお聞かせください。

年齢
歳

メッセージを送りました!

貴重なご意見を
ありがとうございました。

頂戴したご意見は今後のより良い記事づくりの
参考にさせていただきます!

介護求人を探す。
ケアスタディ
アップストアリンク ロゴ グーグルプレイストアリンクロゴ
コミュニティ
アップストアリンク ロゴ グーグルプレイストアリンクロゴ
うめとこんぶ(+みかん)LINEスタンプ登場!ダウンロードはこちら
みんなの介護求人ちゃんねる

施設でも!自宅でも!楽々&安全な介護の方法を、動画でわかりやすく解説しています。

連載コンテンツ

  • 看護師のトリセツ 介護士のトリセツ

    看護師と介護士のすれ違い・衝突はなぜ起きるのか。介護士の夫を持つベテラン看護師が悩みを解決します。

  • 運命のカイゴ転職 〜これからの働き方見つけた〜

    異業種から介護業界への転職に成功した方に、きっかけや仕事の魅力をインタビューした企画です。

  • ニッポンの介護学

    日本の介護や医療、年金の現状を、定量的なデータから推考するロングコラムです。

  • 現役介護福祉士・こはるのほのぼのエピソード

    現役介護福祉士・こはるさんが実際に体験したほのぼのエピソードを漫画化したコンテンツです。

  • センパイへのメッセージ

    経験豊富なセンパイへのインタビュー企画。介護職のリアルな声をお届けします。

  • オカリナと学ぶ カイゴのおカネクラブ

    介護職の賃金問題について、看護師として介護現場での勤務経験がある、おかずクラブ・オカリナさんと一緒に学んでいく企画です。

  • 崖っぷちホームへようこそ!

    退職者が相次ぎ現場の雰囲気は最悪。“崖っぷち”老人ホームを一人の女性介護リーダーが救う漫画です。

  • 未経験からの挑戦 ゼロからのヘルパー

    介護経験ゼロの主人公、斉木勝(40)がヘルパーとして成長していく様子を描いた漫画コンテンツです。

  • 木曜和田劇場 〜介護の常識を疑え〜

    介護業界でカリスマの呼び声高い和田行男さんが“理想の介護”を語る動画コンテンツです。

  • あおいけあ物語 "あたりまえの介護"はじめました

    小規模多機能型施設・あおいけあを舞台に、“あたりまえの介護”を新米介護士が学んでいく漫画です。

  • ノンフィクション作家・中村淳彦が介護の"リアル"に迫る 介護対談

    ノンフィクションライター・中村淳彦さんが現場の最前線で働くゲストを迎える対談企画です。

アクセスランキング

  1. 第26回

    利用者さんのやさしさにキュン♡

    介護現場がわかる!4コママンガ

  2. 第31回

    暑い日の良薬⁉心身に染みわたる...

    介護現場がわかる!4コママンガ

  3. 第4回

    相手の立場を考え、寄り添うということ

    介護現場がわかる!4コママンガ

  4. 第36回

    心のリズム~金田さんと共有する楽しい空間~

    介護現場がわかる!4コママンガ

  5. 第9回

    お値段以上のプレゼント!ツンデレ疑惑のお爺さん

    介護現場がわかる!4コママンガ

  6. 第14回

    みんなでペットの鑑賞会!意外なペットを飼っている方もいて⁉

    介護現場がわかる!4コママンガ

  7. 第19回

    お風呂に入りたくない…嫌がる利用者さんを納得させた一言とは?!

    介護現場がわかる!4コママンガ

  8. 第24回

    短冊に込めた願い事 思わずわ笑ってしまった願いとは

    介護現場がわかる!4コママンガ

  9. 第29回

    お買い物レク…買いすぎを防ぐための工夫とは?!

    介護現場がわかる!4コママンガ

  10. 第2回

    いつもは騒がしいけど黙ってたら可愛い⁉

    介護現場がわかる!4コママンガ

よく分かる介護求人ガイド

よくわかる介護求人ガイド

  • 介護の資格・職種とは

  • 介護福祉士とは

  • サービス提供責任者とは

  • ケアマネージャーとは

  • 看護師とは

  • 生活相談員とは

  • 理学療法士とは

  • 介護系職種の給料

  • 介護福祉士の給料

  • ケアマネージャーの給料

  • はじめての方へ
  • 利用規約
  • 個人情報保護方針
  • 求人掲載のご案内
  • 取扱職種の範囲等に関する明示
  • 運営会社
  • 採用情報
  • みんなの介護
  • コンテンツポリシー

2011 株式会社クーリエ