ログイン サイトマップ

メニュー

日本最大級の介護求人サイト

みんなの介護求人
みんなの介護求人
  • 0 お気に入り
  • 最近見た求人
  • 無料で会員登録する
  • 求人を探す
  • よくわかる介護求人ガイド
  • ケアマネ試験対策 ケアスタディ
  • 介護求人ちゃんねる
  • 介護求人ニュース
  • みんなの介護コミュニティ

職種

  • 介護職・ヘルパー
  • 介護助手
  • 生活相談員
  • サービス提供責任者
  • 管理職
  • 介護事務
  • 主任ケアマネージャー
  • ケアマネージャー
  • 保健師
  • 看護師
  • 准看護師
  • 看護助手
  • 医療事務
  • 機能訓練指導員
  • 理学療法士
  • 作業療法士
  • 言語聴覚士
  • 視能訓練士
  • あん摩マッサージ指圧師
  • 柔道整復師
  • 鍼灸師
  • 管理栄養士
  • 栄養士
  • 調理師・調理スタッフ
  • 福祉用具専門相談員
  • 介護タクシー/ドライバー
  • 清掃員・用務員・営繕
  • 入居相談員・営業職
  • その他スタッフ
  • みんなの介護求人
  • みんなの介護求人ニュース
  • ニッポンの介護学
  • 日本人も安楽死に肯定的?欧米と日本の受け止めの違いとは?
超高齢化社会の「イマ」を追う!ニッポンの介護学
第211回

日本人も安楽死に肯定的?欧米と日本の受け止めの違いとは?

2017/02/01 更新
  橘 玲

著者 橘 玲
専門分野:
経済, 政治

作家。美人とブスの残酷な“美貌格差”は約3,600万円…など「残酷すぎる真実」を明かした『言ってはいけない 残酷すぎる真実 』(新潮新書)を筆頭に、『マネーロンダリング 』(幻冬舎文庫)、『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法 』(幻冬舎文庫)など著書多数。“人間にとっての幸せとは?”という大きなテーマに真正面から見つめ合った最新刊『幸福の「資本」論』(ダイヤモンド社)が大好評発売中。

目次
  1. 安楽死が認められている国は欧米の数か国

月刊『文藝春秋』2016年12月号に掲載された、脚本家・橋田寿賀子さんの「私は安楽死で逝きたい」が話題になっている。「夫との死別から27年、91歳脚本家の問題提起」と副題にあり、「日本でも安楽死を認める法案を早く整備すべきです」と主張する。

橋田さんは、安楽死を望むようになった理由を次のように述べている。

「あの世で会いたいと思う人はいません。この世でしたいと思うことは一杯しました。あまり恋愛はしませんでしたが、もう、あれもこれもしたいとは思いません。心を残す人もいないし、そういう友達もいない。

そういう意味では、のん気な生活を送っていますけれど、ただ一つ、ボケたまま生きることだけが恐怖なのです」。

そこで橋田さんはスマホで安楽死について調べ、スイスに安楽死させてくれる団体があることを知る。

2002年4月にオランダがはじめて安楽死を合法化し、ベルギーとルクセンブルクがそれに続いたが、自国民にしか安楽死を認めなかった。

それに対して、スイスでは外国人でも自殺ほう助機関に登録でき、不治の病の末期であれば安楽死を受けられる。

費用は7000ドル(約80万円)で、現在は60カ国5500人が登録しているという。

もっとも、スイスの自殺ほう助団体のひとつ「ディグニタス」では、「希望者が提出した医療記録を医師が審査し、治る見込みのない病気で耐え難い苦痛を伴うなど、裁判所が認めた場合に限り、致死量の麻酔薬を処方されて安楽死が叶えられる」とのことなので、橋田さんが望むように、認知症の初期で安楽死が認められるわけではなさそうだ。

安楽死が認められている国は欧米の数か国

現在、スイス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクのヨーロッパ各国のほか、アメリカのニューメキシコ、カリフォルニア、ワシントン、オレゴン、モンタナ、バーモントの6つの州で安楽死が認められている。

北欧やベネルクス3国など「北の欧州」のリベラルな社会では、「個人の自由を最大限尊重し、人生は自己決定に委ねられるべきだ」というのが常識になっている。

こうして売春やドラッグ(大麻)が合法化され、安楽死が容認されるようになったのだが、その流れはますます強まっている。

安楽死合法化といってもさまざまなケースがあり、多くの場合、スイスのように「治る見込みのない病気で耐え難い苦痛を伴う」ことが条件とされている。

だが、1970年代から安楽死合法化を求める市民運動が始まり、80年代には安楽死が容認された「先進国」オランダでは安楽死の概念が大幅に拡張されている。

ここではその驚くべき事例を、読売新聞記者・三井美奈氏の『安楽死のできる国』(新潮新書)からいくつか紹介してみたい。

最初は、1994年に、自殺未遂を繰り返していた50歳の女性を安楽死させた精神科医のケースから。

その女性は22歳で結婚して2人の男の子を産むが、夫の暴力で家庭生活は不幸で、長男は恋愛関係のもつれを苦に20歳で拳銃自殺してしまう。

息子の死のショックで精神に異常を来たした彼女は、精神病院から退院すると夫と離婚、次男を連れて家を出るが、その直後に次男はがんであっけなく死んでしまう。

生き甲斐だった2人の息子を亡くした女性は、大量の睡眠薬を飲んで自殺をはかるものの死にきれず、かかりつけ医に「死なせてほしい」と頼んでもあっさり拒否されたため、自発的安楽死協会を通して精神科医に救いを求めた。

この精神科医は彼女を診察し、「自殺願望を消す方法はなく、このままではより悲劇的な自殺をするだろう」と診断し、同僚ら7人の医師・心理学者と相談のうえ、致死量の即効睡眠剤によって患者を安楽死させたのだ。

自殺ほう助罪で起訴された精神科医は一審、二審とも「不可抗力」として無罪、最高裁では、第三者の医師を直接患者と面談させなかったとの理由で形式的な有罪となった。この判決によって、肉体的には健康な人が自らの意思で「平穏に自殺する権利」が認められた。

さらに、2002年発効の法律では「患者が意思を表明できる状態になくても、判断力が残っているうちに安楽死希望を記していた場合、医師は患者の希望をかなえられる」と規定されており、患者が認知症で判断力を失った場合でも、事前に安楽死の生前意思を残していれば、医師は安楽死を行なえることになった。

これが、橋田さんの望む安楽死法なのだろう。

関連記事

第209回 2017年1月27日

「ロボットには介護できない」は本当なのか。現場にAIを導入する問題点とは?

2025年には団塊の世代が後期高齢者になり、人口減少と相まって、高齢化社会がピークを迎えるとされています。これがいわゆる、「2025年問題」ですが、その2025年問題と人口減少による働き手の不足・介護労働力不足の代わりに急速に普及しようとしているのが、ロボット・AIの導入です。

第207回 2017年1月25日

介護老人保健施設の黒字経営は8割以上!“介護報酬減”でも経営の安定のカギは在宅支援にある!?

独立行政法人福祉医療機構が行った分析によると、2015年度の介護老人保健施設の経営状況が改善しつつあることが明らかになりました。「平成27年度 介護老人保健施設の経営状況について」によると、入所者一人あたりの年間事業利益が561万1千円と大きく改善しました。 一方で、従事者一人あたりの人件費も440万8,000円と増加しています。事業収益対事業利益率は6.8%に収まりました。これは、それぞれ事業利益3万2,000円増加、人件費も9万6,000円増加と、人件費が増加しているのに利益が改善しているということです。つまり、内部の改革が進み事業の効率性が改善したことを意味します。

第206回 2017年1月24日

外国人介護士は訪問介護以外でも活躍できる!?日本人と同等の待遇、適正な労働環境…良質なサービス提供までの課題は山積

フィリピン、ベトナム、インドネシアの3国から、外国人介護士の候補者を受け入れています。EPA(経済連携協定)に従っての方針で、国は国家資格を与えて外国人介護士をいよいよ本格的に解禁しそうな勢いです。 2017年は始まったばかりですが、今年は大幅に議論が進みそうな予感がします。ですが、1対1で、しかも居宅に訪問して行うサービスである介護の現場で、日本語に不慣れな外国人を雇うことに対して、現場の不安はないのでしょうか?外国人介護士とは、低賃金を補う都合の良い存在でしかないでしょうか?

みんなのコメント

D0KyJPViさん
禁止されている語句が含まれています

ニックネームをご登録いただければニックネームの表示になります。
投稿を行った場合、
ガイドラインに同意したものとみなします。

禁止されている語句が含まれています

みんなのコメント -件

投稿ガイドライン

[コミュニティ・コメント欄の目的について]

コミュニティおよびコメント欄は、コミュニティや記事を介してユーザーが自分の意見を述べたり、ユーザー同士で議論することで、見識を深めることを目的としています。トピックスやコメントは誰でも自由に投稿・閲覧することができますが、ルールや目的に沿わない投稿については削除される場合もあります。利用目的をよく理解し、ルールを守ってご活用ください。

[コメントシステムについて]

書き込まれたコメントは当社の判断により、違法行為につながる投稿や公序良俗に反する投稿、差別や人権侵害などを助長する投稿については即座に排除されたり、表示を保留されたりすることがあります。また、いわゆる「荒らし」に相当すると判断された投稿についても削除される場合があります。なお、コメントシステムの仕様や機能は、ユーザーに事前に通知することなく、裁量により変更されたり、中断または停止されることがあります。なお、削除理由については当社は開示する義務を一切負いません。

[投稿されたコメントの権利帰属について]

ユーザーが投稿したコメントに関する著作権は、投稿を行ったユーザーに帰属します。なお、コメントが投稿されたことをもって、ユーザーは当社に対して、投稿したコメントを当社が日本の国内外で無償かつ非独占的に利用する権利を期限の定めなく許諾(第三者へ許諾する権利を含みます)することに同意されたものとします。また、ユーザーは、当社および当社の指定する第三者に対し、投稿したコメントについて著作者人格権を行使しないことに同意されたものとします。

[禁止されている投稿]
  • ・公序良俗に反する投稿
  • ・法令に違反する投稿
  • ・犯罪または犯罪の助長にあたるコメントスパムなど、記事内容と関係のない投稿
  • ・誰かになりすました投稿
  • ・個人情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレスなど個人の特定が可能な情報)の投稿や、他者のプライバシーを侵害する投稿
  • ・特定の宗教や他者の信条、信念を攻撃する投稿
  • ・人種、性別、学歴などあらゆる差別に関する投稿
  • ・個人、企業、団体などに対する誹謗中傷する投稿
  • ・宣伝活動、政治活動などに関わる投稿
  • ・一度削除された投稿の再投稿
  • ・引用の範囲を越えた他者コンテンツの無断転載など、知的財産権やその他の権利を侵害する投稿
  • ・上記内容を含む他サイトへのリンクを含む投稿
  • ・その他、当社が不適切と判断した投稿
[本ガイドラインの変更]

当社が必要と判断した場合には、ユーザーの承諾なしに本ガイドラインを変更することができるものとします。

[情報提供、誤字脱字の指摘など]

以下のメールアドレスにお問い合わせください。
info@minnanokaigo.com

[免責事項]

当社はユーザー間もしくはユーザーと第三者間とのトラブル、およびその他の損害について一切の責任を負いません。

2020年9月7日 制定

この記事への
要望をお聞かせください!

この記事の
要望をお聞かせください!

みんなの介護求人は皆さまの声をもとに制作を行っています。
本記事について「この箇所をより詳しく知りたい」「こんな解説があればもっとわかりやすい」などのご意見を、ぜひお聞かせください。

年齢
歳

メッセージを送りました!

貴重なご意見を
ありがとうございました。

頂戴したご意見は今後のより良い記事づくりの
参考にさせていただきます!

介護求人を探す。
ケアスタディ
アップストアリンク ロゴ グーグルプレイストアリンクロゴ
コミュニティ
アップストアリンク ロゴ グーグルプレイストアリンクロゴ
うめとこんぶ(+みかん)LINEスタンプ登場!ダウンロードはこちら
みんなの介護求人ちゃんねる

施設でも!自宅でも!楽々&安全な介護の方法を、動画でわかりやすく解説しています。

連載コンテンツ

  • 看護師のトリセツ 介護士のトリセツ

    看護師と介護士のすれ違い・衝突はなぜ起きるのか。介護士の夫を持つベテラン看護師が悩みを解決します。

  • 運命のカイゴ転職 〜これからの働き方見つけた〜

    異業種から介護業界への転職に成功した方に、きっかけや仕事の魅力をインタビューした企画です。

  • ニッポンの介護学

    日本の介護や医療、年金の現状を、定量的なデータから推考するロングコラムです。

  • 現役介護福祉士・こはるのほのぼのエピソード

    現役介護福祉士・こはるさんが実際に体験したほのぼのエピソードを漫画化したコンテンツです。

  • センパイへのメッセージ

    経験豊富なセンパイへのインタビュー企画。介護職のリアルな声をお届けします。

  • オカリナと学ぶ カイゴのおカネクラブ

    介護職の賃金問題について、看護師として介護現場での勤務経験がある、おかずクラブ・オカリナさんと一緒に学んでいく企画です。

  • 崖っぷちホームへようこそ!

    退職者が相次ぎ現場の雰囲気は最悪。“崖っぷち”老人ホームを一人の女性介護リーダーが救う漫画です。

  • 未経験からの挑戦 ゼロからのヘルパー

    介護経験ゼロの主人公、斉木勝(40)がヘルパーとして成長していく様子を描いた漫画コンテンツです。

  • 木曜和田劇場 〜介護の常識を疑え〜

    介護業界でカリスマの呼び声高い和田行男さんが“理想の介護”を語る動画コンテンツです。

  • あおいけあ物語 "あたりまえの介護"はじめました

    小規模多機能型施設・あおいけあを舞台に、“あたりまえの介護”を新米介護士が学んでいく漫画です。

  • ノンフィクション作家・中村淳彦が介護の"リアル"に迫る 介護対談

    ノンフィクションライター・中村淳彦さんが現場の最前線で働くゲストを迎える対談企画です。

アクセスランキング

  1. 第26回

    利用者さんのやさしさにキュン♡

    介護現場がわかる!4コママンガ

  2. 第31回

    暑い日の良薬⁉心身に染みわたる...

    介護現場がわかる!4コママンガ

  3. 第4回

    相手の立場を考え、寄り添うということ

    介護現場がわかる!4コママンガ

  4. 第9回

    お値段以上のプレゼント!ツンデレ疑惑のお爺さん

    介護現場がわかる!4コママンガ

  5. 第14回

    みんなでペットの鑑賞会!意外なペットを飼っている方もいて⁉

    介護現場がわかる!4コママンガ

  6. 第19回

    お風呂に入りたくない…嫌がる利用者さんを納得させた一言とは?!

    介護現場がわかる!4コママンガ

  7. 第24回

    短冊に込めた願い事 思わずわ笑ってしまった願いとは

    介護現場がわかる!4コママンガ

  8. 第29回

    お買い物レク…買いすぎを防ぐための工夫とは?!

    介護現場がわかる!4コママンガ

  9. 第2回

    いつもは騒がしいけど黙ってたら可愛い⁉

    介護現場がわかる!4コママンガ

  10. 第34回

    もし若返ったら何したい?利用者さんとの会話でモチベーションアップ!

    介護現場がわかる!4コママンガ

よく分かる介護求人ガイド

よくわかる介護求人ガイド

  • 介護の資格・職種とは

  • 介護福祉士とは

  • サービス提供責任者とは

  • ケアマネージャーとは

  • 看護師とは

  • 生活相談員とは

  • 理学療法士とは

  • 介護系職種の給料

  • 介護福祉士の給料

  • ケアマネージャーの給料

  • はじめての方へ
  • 利用規約
  • 個人情報保護方針
  • 求人掲載のご案内
  • 取扱職種の範囲等に関する明示
  • 運営会社
  • 採用情報
  • みんなの介護
  • コンテンツポリシー

2011 株式会社クーリエ