介護助手の求人について
介護助手とは
介護助手とは、介護福祉士などの専門職として働く方の助手・補助的な役割を担う人を指します。
「介護補助職」、「介護補助員」などと呼ばれることもあります。
業界全体が慢性的な人手不足のため、無資格・未経験でも働くことができる「介護助手」という職種を設けることで人材確保につながることが期待されています。
介護助手になるには
介護助手になるのに特別な資格は必要ありません。
採用されたらすぐに働き始めることができます。
ただし、基礎的な知識を身に着けてから現場に立ちたいという声もあり、地方自治体などでは介護の基礎を学べる無料講座を設けているケースもあります。
期間は1日~1週間程度と幅があるので、お住まいの自治体ではどのような講座があるのか確認してみるとよいでしょう。
仕事内容
専門的な介護業務は国家資格などをもつ有資格者に任せて、介護助手は見守りやベッドメイキング、掃除・片付けといった介護現場の補助的な業務を担います。
業務に慣れてきたら入門資格である「介護職員初任者研修」を取得することで食事や入浴、排泄など要介護者の体に触れて行う「身体介護」も担当できるようになります。
最初は未経験・無資格でもOKな介護助手として働き始めて、慣れてきたら資格を取得し業務の幅を広げ、給料も上げていくことができます。
介護助手として働くメリット
介護助手は元々元気な高齢者の就労機会として想定されていました。
しかし、実際には高齢者だけでなく、若い世代の担い手も多く登場しています。
無資格・未経験でもすぐに働けるので、「介護助手」は多くの労働者にとって魅力的な職種となっているようです。
資格取得には時間とお金がかかります。
介護業界で長く働いていけるか不安な方が介護現場を肌で感じる手段としても「介護助手」は重要な役割を果たしています。
高齢者住宅の求人について
高齢者住宅とは
シニア向け住宅(高齢者住宅)とは、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、シニア向け分譲マンションなど、高齢者向けの住宅物件を指す言葉です。
法的な定義があるわけではなく、扱うサービスも施設によってまちまちですが、その多くは自立状態など健康な状態で入居でき、身体状況が悪化しても介護サービスを受けることが可能となっています。
とはいえ、介護付き有料老人ホームは、手厚い介護サービスを提供しているのが特徴で、要介護度が重くなっても住み続けることができますが、住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅では介護サービスを外部に発注することで利用し、要介護度が重くなると退去せざるを得ない場合もあるなど、施設のタイプによってかなりの差があります。
仕事内容
これらの施設での主な業務は、施設ごとにかなりの幅があるため、一概に言うことはできません。
強いて言えば、多くの施設で生活支援サービスを提供していることが共通点です。
中には介護付き有料老人ホームのように、施設自体が介護サービスを扱う施設もありますが、比較的裕福な人が利用者となるため、満足度を重視したサービスの提供を求められることが多いという傾向があります。