介護福祉士の求人について
介護福祉士とは
介護福祉士とは、介護に関連した資格の中で、唯一の国家資格です。
介護に特化した高いスキルと豊富な知識を活かし、身体介護をはじめとした介護業務に携わる他、介護者を対象とした相談業務なども行います。
介護関連の施設や事業所では、リーダー的な役割を担う事を求められ、他の介護職員に対して指導や助言などを行うこともあるなど、介護業界における“花形”とも言える専門職です。
介護福祉士になるには
国家資格である介護福祉士として働くためには、資格を満たした上で国家試験を受験し、合格する必要があります。
この受験資格を満たすためには、「養成施設ルート」「実務経験ルート」「福祉系高校ルート」「経済連携協定(EPA)ルート」という4つのルートのうち、いずれかを満たさなければなりません。
「養成施設ルート」は、厚生労働省が指定する介護福祉士養成施設を卒業することで、受験資格を得るルートです。
2016年までは卒業した時点で介護福祉士の資格を取得することができましたが、2022年以降に卒業する場合には、国家試験を受験し合格することが必須となりました。
「実務経験ルート」は、介護業界での3年以上の実務経験と、介護福祉士実務者研修の資格を保有することで、受験資格を得るルートです。
「福祉系高校ルート」は、福祉系高校で既定の科目や単位を取得し、卒業時の筆記試験に合格することで受験資格を得るルート。
以前は筆記に加え実技試験が必要でしたが、2009年以降の入学では筆記試験のみとなりました。
「経済連携協定(EPA)ルート」は経済連携協定(EPA)に基づいて、来日したインドネシア人やフィリピン人、ベトナム人に向けたルートとなっています。
仕事内容
介護福祉士は介護関連と施設の中で、中心的な役割を担うことが求められる資格です。
そのため、食事や入浴、排せつの介助をはじめとした身体介護、食事の提供や洗濯、掃除などの生活援助など、一般的な介護サービスに以外にも、要介護者やその家族に対して、相談対応や助言、要介護者の就労支援なども携わることになります。
また、他の介護職員に対しての指導や助言なども、重要な業務の一つです。
介護福祉士で働くメリット
介護福祉士の資格を取得するメリットはやはり、介護業界の中でリーダー的な役割を担えるという点でしょう。
就職や転職もしやすくなる上、好待遇を受ける事も可能となります。
また、実務経験を積むことで、ケアマネージャーへとキャリアアップを目指せるのも、大きな利点です。