主任介護支援専門員の求人について
主任介護支援専門員とは
主任介護支援専門員とは、主任ケアマネージャーとも呼ばれる資格で、介護支援専門員の上位資格です。
介護支援専門員のまとめ役として、後進の育成を行うほか、指導や助言、フォローアップなどのサポートを行います。
また、地域包括支援センターに勤務して、地域包括ケアシステムに使われるネットワークの構築を行うなど、多くの役割を担っているのが特徴です。
主任介護支援専門員になるには
介護支援専門員の上位資格である主任介護支援専門員になるには、当然ながら介護支援専門員の資格を持っていることが必要となります。
その上で、「専任の介護支援専門員としての実務経験5年以上」「ケアマネジメントリーダー養成研修の修了、または日本ケアマネジメント学会が認定する認定ケアマネージャーかつ専任のケアマネージャーとしての実務経験が通算3年以上」「主任介護専門員に準ずる者として、地域包括支援センターに配置されている」「ケアマネージャーの業務に関して十分な知識・経験を持つ者として、都道府県によって受講を認められる」のいずれかを満たし、「主任介護支援専門員研修」を修了することで、主任介護専門支援員として働くことが出来ます。
仕事内容
主任介護支援専門員の業務は介護支援専門員に対しての指導や助言、フォローアップなどのサポートを行うことです。
さらに、異なる事業所に勤務する介護支援専門員たちが一堂に会し、各々が担当する利用者の事例について意見交換などを行う「事例検討会」と呼ばれる会合を開き、地域全体の介護支援員のレベルアップを図る事も重要な業務の一つと言えます。
また、代表的な就職先である地域包括支援センターに勤務する主任介護支援専門員は、地域社会の中で介護関連のネットワーク構築や、その地域にある課題の解決に取り組むことも必須です。
こうした業務を通して、国の推し進める地域包括ケアシステムを機能させることも、主任介護支援専門員に求められる役割と言えるでしょう。
主任介護支援専門員で働くメリット
主任介護支援専門員は、現在介護業界の各方面でニーズが非常に高まっています。
先に紹介した地域包括支援センターのみならず、居宅介護支援事業所や、介護療養型医療施設をはじめとした様々な施設や事業所で需要があるために就職や転職がしやすくなるのも、資格を取得するメリットであると言えるでしょう。
また、介護支援専門員からキャリアアップする際、実務経験と研修の修了だけで資格が取得できる点も魅力の一つです。