介護保険における訪問介護について正しいものはどれか。3つ選べ。
正解は 2 3 4
利用回数が少ない利用者であっても、訪問介護計画を作成しなければならない。
サービス提供責任者は、居宅介護支援事業者に対し、サービス提供に当たり把握した利用者の心身の状態及び生活の状況について必要な情報の提供を行うものとする。
指定訪問介護事業者は、利用者が不正な行為によって保険給付を受けたときは、遅滞なく、市町村に通知しなければならない。
1不正解
訪問介護計画の作成は、管理者の業務として位置付けられている。
訪問介護計画の作成は、サービス提供責任者の業務なので不正解。
2正解
利用回数が少ない利用者であっても、訪問介護計画を作成しなければならない。
利用回数に関係なく、すべての利用者に訪問介護計画を作成する必要があるので正解。
3正解
サービス提供責任者は、居宅介護支援事業者に対し、サービス提供に当たり把握した利用者の心身の状態及び生活の状況について必要な情報の提供を行うものとする。
サービス提供責任者は、居宅介護支援事業者と密接に連携し、利用者の心身の状態や生活の状況に関する必要な情報の提供を行う必要があるので正解。
4正解
指定訪問介護事業者は、利用者が不正な行為によって保険給付を受けたときは、遅滞なく、市町村に通知しなければならない。
指定訪問介護事業者は、利用者が不正な手段で保険給付を受けようとした場合、迅速に市町村に通知しなければならないので正解。
5不正解
指定訪問介護事業者は、法定代理受領サービスに該当しないサービスの利用料の支払を受けた場合には、サービス提供証明書を交付しなくてよい。
指定訪問介護事業者は、法定代理受領サービスに該当しない場合、受け取った指定訪問介護の利用料について、利用者にサービス提供証明書を交付しなければならないので不正解。
ポイント解説
訪問介護の運営基準では、サービス提供責任者が利用者の状況や希望に基づいて訪問介護計画を作成し、具体的なサービス内容を記載することが求められる。また、指定訪問介護事業者は、居宅介護支援事業者や医療・福祉サービス提供者との連携を密接に行う必要がある。