問題 74

褥瘡の発生部位として、最も頻度の高いものを1つ選びなさい。

[第27回(2015年) 発達と老化の理解]

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正解は 3

仙骨部

1不正解
大転子部

大転子部(だいてんしぶ)に生じる褥瘡は、最も頻度が高いわけではありません。

よって不正解です。

2不正解
肩甲骨周辺

肩甲骨(けんこうこつ)周辺に生じる褥瘡は、仙骨部より生じる頻度が低いのが一般的です。

よって不正解です。

3正解
仙骨部

褥瘡は仙骨部(せんこつぶ)が最も生じやすい部位です。

よって正解です。

4不正解
踵部

褥瘡は踵部(しょうぶ)に生じる頻度は多い高いですが、最も多い部位ではありません。

よって不正解です。

5不正解
肘関節

肘関節は褥瘡が生じやすい部位ですが、頻度が最も高いわけではありません。

よって不正解です。

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ポイント解説

褥瘡じょくそうが最も生じやすい部位はは、仰臥位(仰向け)になったときに最も圧がかかる、おしりの中央部にある仙骨部に最も生じやすいです。

仙骨部の褥瘡を予防するには、定期的に側臥位にして除圧する必要があります。

大転子部(だいてんしぶ。

太ももの付け根にある部位)や肩甲骨(けんこうこつ。

両肩背部にある部位)周辺、踵部(しょうぶ。

かかとの部位)にも褥瘡は生じますが、一番頻度が高いのは仙骨部です。

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