問題 78

認知症高齢者の日常生活自立度判定基準「ランクⅢ」の内容として、正しいものを1つ選びなさい。

[第27回(2015年) 認知症の理解]

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正解は 4

日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さがときどき見られ、介護を必要とする。

1不正解
日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さが多少見られても、誰かが注意していれば自立できる。

注意を受けて自立できる状態は、ランクⅡに該当します。

よって不正解です。

2不正解
著しい精神症状や周辺症状あるいは重篤な身体疾患が見られ、専門医療を必要とする。

最も重度であるランクMに相当します。

よって不正解です。

3不正解
屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが座位を保つ。

「寝たきり度」とも言われる障害高齢者の日常生活自立度のランクBに当たります。

よって不正解です。

4正解
日常生活に支障を来すような症状・行動や意思疎通の困難さがときどき見られ、介護を必要とする。

介護を必要とする状態はランクⅢに該当します。

よって正解です。

5不正解
何らかの障害等を有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出する。

「寝たきり度」とも言われる障害高齢者の日常生活自立度のランクJに当たります。

よって不正解です。

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ポイント解説

認知症高齢者の日常生活自立度判定基準とは、認知症の進行具合を9つのレベルに分けた基準です。

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