問題 47

パーキンソン病(Parkinson disease)の姿勢反射障害のある人の歩行介護として、最も適切なものを1つ選びなさい。

[第28回(2016年) 生活支援技術]

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正解は 3

一度足を引いてから歩きだしてもらう。

1不正解
曲がり角では、勢いをつけて曲がってもらう。

バランスを崩さないような曲がり方をする必要があります。

曲がり角で勢いをつけると転倒の危険があります。

よって不正解です。

2不正解
曲がり角では、直角に曲がってもらう。

曲がり角を直角に曲がると体のバランスを崩しやすく、転倒しやすくなってしまいます。

よって不正解です。

3正解
一度足を引いてから歩きだしてもらう。

一度足を引いてから歩きだすことは、歩行にリズムをもたらし、歩きだしやすくなります。

よって正解です。

4不正解
支援者のペースに合わせて歩きだしてもらう。

歩きだしは支援者のペースではなく利用者のペースに合わせることが大事です。

よって不正解です。

5不正解
階段よりスロープを歩いてもらう。

パーキンソン病の姿勢反射障害がある人だと、スロープのような傾斜のある場所ではつまずきやすくなる場合があります。

よって不正解です。

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ポイント解説

パーキンソン病の姿勢反射障害がある場合、歩行時にバランスを崩しやすく、転倒のリスクが高くなります。

歩行時に初めの一歩がなかなか踏み出せないという場合は、一度足を引いてから歩きだしてもらうと、歩行をスタートしやすいです。

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