イルリガートル(注入ボトル)を用いた経鼻経管栄養に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
正解は 4
栄養剤の液面は、胃から 50 cm 程度高くする。
1不正解
栄養剤は、半固形化栄養剤を用いる。
イルリガートルを用いるのは、半固形化栄養剤ではなく液体タイプの栄養剤を使用する場合です。
よって不正解です。
2不正解
嘔気があるときは、注入速度を遅くして滴下する。
嘔気があるときは、すぐに注入を中止しなくてはなりません。
よって不正解です。
3不正解
イルリガートルに栄養剤を入れてから、 2 時間後に滴下する。
イルリガートルに入れてから長時間経過すると、栄養剤の中で雑菌が繁殖する恐れがあります。
栄養剤を入れたら速やかに滴下を開始しなくてはなりません。
よって不正解です。
4正解
栄養剤の液面は、胃から 50 cm 程度高くする。
栄養剤の液面を必要以上に高くすると速度が速くなり過ぎ、低すぎると逆流の危険性があります。
適切な高さは胃から50cm程度高い位置です。
よって正解です。
5不正解
使用した物品は、消毒用エタノールにつけて消毒をする。
使用した物品は、消毒用エタノールではなく次亜塩素酸ナトリウムで消毒します。
よって不正解です。