網膜色素変性症(retinitis pigmentosa)の初期の症状として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正解は 4
夜盲
1不正解
硝子体出血
硝子体出血は目の硝子体に血液がとどまる状態で、網膜色素変性症の初期症状ではありません。
よって不正解です。
2不正解
口内炎
口内炎は口内に発生する炎症を総称したもので、網膜色素変性症の初期症状ではありません。
よって不正解です。
3不正解
眼圧上昇
眼圧の上昇は網膜色素変性症ではなく緑内障に多い症状です。
よって不正解です。
4正解
夜盲
夜盲は網膜色素変性症の初期症状です。
よって正解です。
5不正解
水晶体の白濁
水晶体の白濁は白内障による症状で、網膜色素変性症の初期症状ではありません。
よって不正解です。
ポイント解説
網膜色素変性症は遺伝性の疾患で、初期症状として暗い場所で視力が低下する夜盲が起こります。夜盲が起こると夜間における外出が難しくなるため、働いている人などにとっては重大な生活課題となることも多いです。症状が進行すると、夜盲のほかに視野が次第に狭くなっていく視野狭窄も生じます。