死亡直前にみられる身体の変化として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正解は 4
下顎呼吸の出現
1不正解
関節の強直
関節の強直は死後硬直でみられるため不正解。
2不正解
角膜の混濁
角膜の混濁は死後に起こる身体の変化であるため不正解。
3不正解
皮膚の死斑(しはん)
皮膚の死斑は死後にみられる身体の変化であるため不正解。
4正解
下顎呼吸の出現
下顎呼吸は死亡直前にみられる身体の変化であるため正解。
5不正解
筋肉の硬直
筋肉の硬直は死後硬直でみられるため不正解。
ポイント解説
死亡直前になると、次第に意識レベル、体温、血圧が低下していき、排尿量の減少、チアノーゼ、下顎呼吸・鼻翼呼吸(びよくこきゅう)などがみられ、徐々に無呼吸となっていきます。関節の強直、皮膚の死斑、角膜の混濁、筋肉の硬直は、死亡直前ではなく死後に起こる状態です。