自己導尿を行っている利用者に対する介護福祉職の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正解は 1
座位が不安定な場合は、体を支える。
1正解
座位が不安定な場合は、体を支える。
座位が不安定な場合、体を支えるのは適切な対応なので正解。
2不正解
利用者が自己導尿を行っている間は、そばで見守る。
そばで見守るのはプライバシー保護の観点から不適切なので不正解。
3不正解
利用者と一緒にカテーテルを持ち、挿入する。
介護福祉職がカテーテルを持ち、挿入することは認められていないので不正解。
4不正解
再利用のカテーテルは水道水で洗い、乾燥させる。
再利用のカテーテルは水道水で洗った後、消毒液入りのケースで保存するのが適切なので不正解。
5不正解
尿の観察は利用者自身で行うように伝える。
尿の観察は介護福祉職が行って記録する必要があるので不正解。
ポイント解説
自己導尿とは医師の指導により、自ら定期的に尿道から膀胱にカテーテルを挿し込み、尿を排出する方法のことです。自己導尿を行っている利用者の座位が不安定な場合、介護福祉職は体を支える必要があります。そばで見守るのはプライバシーへの配慮の観点から不適切。カテーテルの挿入は本人にのみ認められている行為であり、介護福祉職が挿入することは認められていません。再利用のカテーテルについては、水道水で内側を洗った後、消毒液の入ったカテーテルケースで保存する必要があり、乾燥させるのは厳禁です。尿の観察は介護福祉職が行い、記録した上で異常があれば担当医に知らせます。