家族の変容に関する2015年(平成27年)以降の動向として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正解は 2
核家族の中で、「ひとり親と未婚の子」の世帯が増加している。
1不正解
1世帯あたりの人数は、全国平均で3.5人を超えている。
平均世帯人数は2015年時点で2.49人、2019年時点で2.39人であり、3.5人を超えていないので不正解。
2正解
核家族の中で、「ひとり親と未婚の子」の世帯が増加している。
「ひとり親と未婚の子」の世帯は2015年から2018年にかけて増加していたので正解。
3不正解
50歳時の未婚割合は、男性よりも女性のほうが高い。
50歳時の未婚割合は女性よりも男性の方が高いので不正解。
4不正解
65歳以上の人がいる世帯では、単独世帯が最も多い。
65歳以上の人がいる世帯では、単独世帯ではなく夫婦のみの世帯が最多なので不正解。
5不正解
結婚して20年以上の夫婦の離婚は、減少している。
結婚して20年以上の夫婦の離婚は増加しているので不正解。
ポイント解説
厚生労働省の「国民生活基礎調査」(2019年)によると、平均世帯人員数は平均2.39人。「ひとり親と未婚の子のみの世帯」は2015年~2018年にかけて増加(2019年は減少)し、65歳以上の人がいる世帯では夫婦世帯が最も多くなっています。また、国立社会保障人口問題研究所の「人口統計」(2019年版)によれば、50歳時の未婚割合は男性が約23%、女性が約15%で男性の方が高いです。さらに「人口動態統計」(2019年)によれば、結婚後20年以上の夫婦における離婚件数は、2015年3万8,648件、2019年は4万396件と増加しつつあります。