問題 50

入浴関連用具の使用方法に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

[第34回(2022年) 生活支援技術]

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正解は 1

シャワー用車いすは、段差に注意して移動する。

1正解
シャワー用車いすは、段差に注意して移動する。

シャワー用車いすは車輪・キャスターが小さく段差で転倒しやすいので、段差に注意して移動するのは適切です。よって正解です。

2不正解
入浴の移乗台は、浴槽よりも高く設定する。

入浴の移乗台は浴槽と同じ高さにすることで安全に移動できます。よって不正解です。

3不正解
浴槽設置式リフトは、臥位{がい}の状態で使用する。

浴槽設置式リフトは、臥位ではなく座位の姿勢で使用します。よって不正解です。

4不正解
入浴用介助ベルトは、利用者の胸部に装着する。

入浴用介助ベルトは、利用者の胸部ではなく腰部に装着します。よって不正解です。

5不正解
ストレッチャーで機械浴槽に入るときは、ストレッチャーのベルトを外す。

ストレッチャーで機械浴層に入るときは、転落や溺水事故を防ぐため、ストレッチャーのベルト着用は必須です。よって不正解です。

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ポイント解説

シャワー用車いすは通常の車いすよりも車輪・キャスターの直径が小さいため、段差にぶつかると利用者が前方に傾いてしまい、転落・転倒する恐れがあります。

大きな段差があるときは、後ろ向きで移動するなどの対応も必要です。

入浴用介助ベルトについては、胸部に装着すると圧迫感が強くなり、動作支援としては不適切。腰部に装着するのが安全面でも適切です。

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