認知症(dementia)の人に配慮した施設の生活環境として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正解は 1
いつも安心感をもってもらえるように接する。
1正解
いつも安心感をもってもらえるように接する。
認知症の人に安心感をもってもらえるように接することは、施設の生活環境としては適切です。よって正解です。
2不正解
私物は本人の見えないところに片付ける。
私物は本人の見えるところに片付けることで、認知症の人は安心感を得ることができます。よって不正解です。
3不正解
毎日新しい生活体験をしてもらう。
認知症の人は環境変化への適応能力が衰えるので、毎日の新しい生活体験は不安を生じさせます。よって不正解です。
4不正解
壁の色と同系色の表示を使用する。
認知症の人は認知機能が低下しているため、壁の色と同系色の表示は認識しにくいです。よって不正解です。
5不正解
日中は1人で過ごしてもらう。
一人で過ごすのか、他者との交流を行うのかを選択できる環境を整えることが重要です。よって不正解です。
ポイント解説
認知症の人に配慮した生活環境を考える上で、大きなポイントとなるのが安心感の確保です。
認知症の人にとっては、変化の少ないなじみの環境が安心感につながります。
そのため、私物が見える場所にないこと、新しい体験をすることなどは、本人の不安につながるため控える必要があります。
