エピソード記憶
エピソード記憶は、過去に経験した出来事の記憶で、「いつ」「どこで」という時間と場所を伴っているものです。
記憶は2種類に大別でき、すぐに忘れてしまう「短期記憶」と、長期的に記憶できる「長期記憶」のうち、エピソード記憶は後者に該当します。
また、言語化できる「陳述記憶」のひとつです。
通常の物忘れは、このエピソード記憶の一部分を忘れたとしても、全体を忘れてしまう事は少ないとされています。
しかし、認知症ではエピソード記憶の全体を忘れることが多くあります。
アルツハイマー型の認知症では、初期段階からエピソード記憶や最近の記憶が失われていくのが特徴とされています。

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