ノーマライゼーション
ノーマライゼーションとは、障害の有無にかかわらず、健常者と同じように生活できる社会を実現することを指します。
日本では1995年に、「障害者プラン~ノーマライゼーション7か年戦略~」として、7年間にわたってノーマライゼーションの実現に向けた体制の確立が行われました。
そのなかには地域における自立の支援(サービスの充実、住まいや仕事の確保)などが盛り込まれています。
ノーマライゼーションはこのように、障害者が地域のなかで、社会の構成員として、生活の質や安全を確保しながら生活できる社会を目指すものです。
また、スウェーデンの行政官ベンクト・ニイリエによって、ノーマライゼーションの8つの原理をまとめています。
- 1日のノーマルなリズム
- 1週間のノーマルなリズム
- 1年間のノーマルなリズム
- ライフサイクルでのノーマルな発達的経験
- ノーマルな個人の尊厳と自己決定権
- その文化におけるノーマルな両性の形態
- その社会におけるノーマルな経済的水準とそれを得る権利
- その地域におけるノーマルな環境水準

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第29回(2017年) 問題 2
障害児・者に対して、ノーマライゼーション(normalization)の理念を実現するための方策として、最も適切なものを1つ選びなさい。
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第31回(2019年) 問題 87
ノーマライゼーション(normalization)の理念を8つの原理にまとめた人物として、正しいものを1つ選びなさい。
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第30回(2018年) 問題 88
障害福祉計画において、ノーマライゼーション(normalization)の理念に沿って設定されている成果目標として、最も適切なものを1つ選びなさい。
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第27回(2015年) 問題 88
ノーマライゼーション(normalization)の理念に通じる制度や事業に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。※「バリアフリー新法」とは、「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」のことである。※「育児・介護休業法」とは、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」のことである。
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