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第5話
「困難事例」と呼ばれた男
他事業所から「困難事例」として恐れられる荻聡(おぎさとし)宅のサービスに入ることになった斉木。荻は自身の親の介護経験があり、出入りするヘルパーを徹底的に批判することで知られている。そんな荻に苦戦しながらも、懸命にサービスを続ける斉木。しかし、そんなある日、荻宅を訪れた斉木に見に覚えのない疑惑の目が向けられて…。
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第4話
はじめての「介護拒否」
介護職として働きはじめてからはや3ヵ月。順調に仕事に励んでいた斉木だったが、ある日、訪問していた利用者宅ではじめての「介護拒否」を経験することに…。斉木はそのままサービスから外れることになってしまう。果たしてこのままで良いのか。悶々とした日々を過ごしていた斉木のもとに、その後ある知らせが届く――。
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第3話
介護転職初日の衝撃
訪問介護事業所「はればれケア」の一員として晴れて介護職のキャリアをスタートさせた斉木。 心機一転して転職初日を迎えた斉木だったが、初日から思わぬアクシデントもあり、いきなりおむつ交換デビューすることに…。果たして斉木は転職初日の洗礼を乗り越えることができるのか――。
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第2話
介護職に就くことへの葛藤
介護の仕事に惹かれた斉木勝は「介護職員初任者研修」の資格を取るべく、研修を受講する。初めてのことに戸惑いを覚えながらも充実した日々を送る斉木。そんなある日、高校時代の同級生・新谷に遭遇し、未経験から介護職に転職すべきかどうか悩む。斉木の出した結論は…。
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第1話
コロナ禍の失業…未経験から介護職への転職
新型コロナウイルスの影響で、長年勤めてきた旅行代理店の職を失ってしまった斉木勝(40)。不安に苛まれていた斉木は、ある日、訪問介護事業所「はればれケア」で働く男と知り合う。「私達は“本気”の人を求めています」という男。次第に介護に興味を持ち始めた斉木は…。