発進前の安全確保と思いやりを忘れずに!
車椅子に乗ってみて、そのスピード感に驚く人は少なくないでしょう。たとえ歩く早さでも、車椅子に座って目線が低くなる分、乗っている人にはとても速く進んでいるように感じます。車椅子の方の介助は、乗っている人の気持ちを想像しながら行うことが重要です。発進する前や、進む方向を変えるときには必ず声をかけてから行うようにしてください。また、発進する前に、安全な体勢がとれているかを確認しましょう。少しの距離でも、正しい姿勢で乗れていないと、事故が起こる可能性があるためです。
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安全な体勢になる
フットサポートに足を乗せる
まずは、フットサポートに両足を乗せてもらいましょう。少しの距離だからといってそのまま進めると、足が巻き込まれてしまい、危険です。
(00:09~00:27)
足を内側に寄せる
フットサポートに乗せる足の位置にも要注意です。かかとがキャスターにぶつかってしまわないように、両足をフットサポートの内側に寄せましょう。
(00:28~00:43)
両腕を収める
腕が車椅子の外に出ていると、タイヤに巻き込まれたり、ドアや障害物にぶつかったりする可能性があり、危険です。アームサポートの内側に収まるように、両腕を寄せてもらいましょう。
(00:44~00:59)
声をかけてから介助する
声をかけてから発進する
車椅子を発進させる前には、必ず被介助者に声をかけましょう。急に動かされると驚きますし、何より、介助する人・される人の信頼関係を損ねてしまいます。
(01:01~01:12)
声をかけてから方向転換する
方向を変えるときも同様に、まず先に声をかけるようにしてください。行き先を示して、同意を得てから方向転換を行います。
(01:01~01:12)
乗っている人の気持ちを
想像しながら介助する